2011年3月2日水曜日

ビートの現在を感じる展覧会「THE BEAT GOES ON…?

 ビートが再熱している。ビートのバイブル、ジャック?ケルアックの書籍「オン?ザ?ロード」発刊から50年。映画化も決定し、再び注目を集めているという。

【拡大画像や他の画像】

 1950年代から1960年代にかけて、変容していくアメリカに生まれたビートカルチャーは、社会や常識にとらわれることのない本質を見つめる、ある種の文化革命で
あった。文学から、音楽、アートへと広がったその世界は、現在のポップカルチャーの源でもある。

 東京?原宿のTOKYO HIPSTERS CLUBでは、ビートカルチャーをテーマにした展覧会を2部構成で開催中だ。第1弾の「ビートの言葉展」は、ビートの中心人物であったキンズバーグ、ケルアック、バロウズをはじめ、その周辺の詩人や作家の世界を紹介してい サルヴァトーレ フェラガモ
る。

「BEATとはBE-AT、そこにいること、ときめいていることだ!」ジャック?ケルアック

「ビートジェネレーションとはアイディアではなく、ヴィジョンなのだ」ジョン?クレロン?ホームズ

「書籍にしまわれるのでなく、音楽の中に、人々の呼吸の中に流れ込んでいく行きた言葉」グレン?オブライエン

 さまざまに切り取られた
、ビートの言葉たちが、会場を埋め尽くす。閉塞した現在の日本で、ビートの言葉がボヘミアン新世代にどう届くのだろうか?

 同時に‘ON THE ROAD’をテーマに、10人のクリエーターがTシャツをデザイン。それぞれ限定100枚、各5880円で販売している。

 今年6月に発刊された、「オンザロード」(河出書房新書、青山南訳)の文庫のカバーを手 rmt メイプル
がけた画家?下田昌克氏は、Tシャツのデザインと同じ作品でオリジナルブックカバーも製作。会場で革ヒモを手作業で縫い付けたハンドメイドである。こちらも書籍とともに販売中だ。

 また、8月21日から開催される第2弾「サンフランシスコ ビート ガイド 2010」では、サンフランシスコでビートの軌跡を追った写真家?若木信吾氏の撮り下ろし写真を展示。
8月下旬に発刊される書籍「アレン?キンズバーグと旅するサンフランシスコ」(ブルースインターアクションズ、今井栄一訳)の発刊にともない、アメリカ西海岸カルチャーを紹介する。

●THE BEAT GOES ON… Vo.1「ビートの言葉展」

TOKYO HIPSTERS CLUB 2F ギャラリー 東京都渋谷区神宮前6-16-23
開催中?8月8日
open.12:00?20:00(イベン 美容整形
ト開催日は17:00終了)無休、入場無料
お問い合わせ:TOKYO HIPSTERS CLUB 03-5778-2081

●THE BEAT GOES ON… Vo.2「サンフランシスコ ビート ガイド 2010」

8月21日?9月5日
日本の新旧詩人たちによる詩の朗読会や講演会などのイベント(入場無料、要予約)を予定。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


【西川里枝,エキサイトイズム】
Copyright (C) 1997-2010 Excite Japan Co.,Ltd. All Rights Reserved.


【関連記事】
アートブックが集結「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010」
タグ?ホイヤー×テスラ?ロードスター、世界を巡る先駆者たち
「アルファ ロメオ?ジュリエッタ」が日本初公開
24日から「ネイチャー?センス展」が開幕

24日から「中国映画の全貌 2010」が開催


引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』